茵蔯蒿

由来

キク科多年草の河原蓬(Artemisia capillaris)の頭花、または若い葉。

性状

新しく、色鮮やかで香りの強いものが良い。
秋から冬にかけて頭花を採取したものを茵蔯蒿。
春に新芽を採取したものを綿茵蔯と呼んで区別する。
利胆効果は一説によると綿茵蔯の方が上と言う。

薬徴

発黄を主治する也。

解説

茵蔯蒿は発黄のみを治すという。発黄して他証ある場合は山梔子や黄耆の出番であろう。

薬効
処方
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