白朮

由来

日本、韓国産のおけら和白朮わびゃくじゅつ)(Atractylodes japonica)、または中国産の大花朮おおばなおけら(唐白朮)(Atractylodes macrocephala)の根茎。

性状

不規則に肥大した塊状根茎。特異的な臭い。精油成分が多いものが良品。

薬徴

水を利するを主る。故に能く小便の自利・不利を治す。旁ら身煩疼・痰飲・失精・眩冒・下利・喜唾を治す。

解説

には白朮と蒼朮の二種類がある。神農本草経では朮の蒼・白に分けず、単に朮と言う。二種類に分けて使用するようになったのは6世紀以降という。東洞は蒼朮のみを使った。利水の効果が勝るからである。

薬効

処方

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