猪苓

由来

日本、中国にてブナやミズナラの根に菌核をつくるキノコ、サルノコシカケ科の猪苓舞茸(Polyporus umbellatus)の菌核の部分。

性状

新鮮で肥大し充実、重くて中は白いものが良品。痩せて軽く小さいもの、時間が経って内部が褐色になったものは良くない。

薬徴

渇して小便利せざるを主治する也。

解説

猪苓は渇である。胃中を潤すのである。沢瀉の効と区別する。

薬効

処方

  • 猪苓湯
  • 猪苓散
  • 五苓散
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