A型、B型、C型の3つの型がある。C型はいったん免疫を獲得すると終生免疫が持続し再びかかってもふつうの風邪症状で終わる。
飛沫感染や接触感染によって感染。
潜伏期間は1~5日。発症前日から発症後7日間はウイルスを排出する。
一度解熱してから再度発熱する2峰性発熱が起こることがある。2峰性発熱の場合は自然経過なのか、肺炎などの合併症による発熱なのか、医療機関で正しく判断を受けることが重要。
脳症の有無を確認するためには、脳波検査やMRIなどの検査を行う。
迅速キットで10〜15分ほどで判明。
学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」がインフルエンザによる出席停止期間。
A/H1N1亜型、A/H3N2亜型、B型(山形系統)、B型(ビクトリア系統) を含む4価不活化ワクチン。13歳以上は1回接種。13歳未満は2回接種。1回目接種時に12歳で2回目接種時に13歳になった場合でも12歳として考え2回目の接種を行って問題ない。
効インフルエンザ薬(発症後48時間以内に開始しないと効果が薄い)。
・オセルタミビルリン酸塩(商品名:タミフル)
・ザナミビル水和物(商品名:リレンザ)
・ペラミビル水和物(商品名:ラピアクタ)
・ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(商品名:イナビル)
・アマンタジン塩酸塩(商品名:シンメトレル)(A型にのみ有効)
・バロキサビル マルボキシル(商品名:ゾフルーザ) ノイラミニダーゼ耐性株に有効。