酸棗仁

由来

クロウメモドキ科の落葉小高木、核太棗さねぶとなつめZiziphus jujuba var. spinosa)の種子。棗に比べ酸っぱいので酸棗という。また、核太は棗よりも核の部分が大きいため。

性状

大粒で色が暗色でなく、新しいものが良品。古く乾燥しすぎたものは良くない。

薬徴

胸隔煩躁し眠る能わざるを主治する也。

解説

胸のあたりが煩わしく眠れないものを治すという。東洞によると胸隔煩躁あれば眠れない者、また眠りすぎる者の両方を治すという。

薬効

処方

  • 酸棗仁湯
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